アドラーママ日記が今日から始まります♪

アドラーママ日記とは、アドラー心理学による子育てプログラム『パセージ』を学んだ私

たちママが、順番にアドラー育児のあれこれを綴る場所です。

 

私たちは、いたって普通のママです☆

わが子がよりよく生きていけるように、愛をもって子育てをしてるのですが、

けっしてうまくいくことばかりではなく、時に落ち込んだり、時に仲間に励まされて、

りよい勇気づけを一緒に考えたりしながら、共に前へ進んでいます。

そんな私たちの等身大のつぶやきを、ここではしていきたいと思います。

 

それではさっそく、私のことから♪

ゾンネンブルーメ豊田のメンバー、最年長のめぐちゃんです♪

 

私には大学1年の娘がいましてね、彼女が小学校4年生の時に、アドラー心理学を学び始め

ました。かれこれ、10年になろうとしています。

学び始めた当時の私は、とっても傲慢なママでした。

「私がこの子を育てなきゃ、ちゃんと育てなきゃ」

という思いが強、当然のごとく、上から娘を見ていました。

娘より私の方が人生経験が長いんだもの、私の方が正しいとすら思っていました。

だから、娘のできていないところについつい目が向いてしまい、

言葉こそ優しかったけれど、指摘して、それを直させようという姿勢でした。

そんな私だったので、アドラー育児の、

『親子といえど、横の関係』

ということが、当初は全く理解できませんでした。

「え?だって、私が育ててるんだよ?なんで横なの?

娘の方ができないことばかりで、常にお世話をしているのは私だし。」

本気でそう思っていました。

腑に落ちないながらも、パセージを学び続づけて、2年くらい経ったころでしょうか。

勉強会のグループワークで、「よくない行いをした子でも、そんなときでもその子の良い

面を探しましょう」というワークをしたときに、なかなか娘の良い面が探せなかった私に

ある方がこんなふうにおっしゃったんです。

「母親の役をさせてくれてる」

もうね、これが衝撃でした。

目からうろこどころか、目ん玉が転がっていきました(笑)

 

私には全くない視点でした。

なんせ、ずっと、私が育てて『あげている』と思っていたんですから!

でもね、その方のおっしゃる通り、

娘のおかげで、私は母親をやらせてもらってたんですよね。

思い返せば、怒れちゃうことだけでなく、娘からは楽しみも喜びもたくさん

もらっていたんですね。母親としての喜びを娘からもらっていたんです。

そんなことは横へ置いておいて、大変なことばかりを取り上げて、イライラしたり、

いういことをきかせようとしたり。

なんて傲慢だったんだ!って、その時、思い知りました。

そこが私のターニングポイントでした。

やっと腑に落ちた、横の関係。

そっか~親子と言えど、娘には娘の考えがあり、その考えをもとにやってるのに、

先が読める大人ゆえに、先回りして、あれこれ心配したり口出したり。

これって、

娘が失敗する経験を奪っていたんですよね。

あーやだやだ(笑)

今思い出しても、ひどいことしてたな~って思います。

でもね、これも、愛するがゆえなんですよね。

育児に悩むママたちもきっと同じだと思うんです。

みーんな愛する気持ちが出発地点だと思うんです。

だから、そんな自分に自信を持ってほしいと思います。

「愛するがゆえなんだな~

ただ、私たちは子どもの育て方を学んでないから、ちょっぴり不器用なだけ(*^-^*)」

と♪

本当に愛するって、どういうことだろう?

そんなことも私はパセージから学んだように思います。

あの衝撃から8年。

その時々で、話し合いが必要なことはありましたが

反抗期を経験せずに、現在に至ります。

野田先生の言葉が思い出されます。

「反抗期なんてないんだ。大人が意見を押し付け、子どもをコントロールしようとするか

ら反抗されるのだ。それを大人が勝手に反抗期と呼んでいる。」

と。(正確ではありませんこんなようなことをおっしゃっていました)

 

私たちが一人の人間として尊重されたいように、

子どもだって、一人の人間として尊重されたいのですよね。

いたってシンプルなお話なのです。

これがわかるようになったのも、

仲間とともに、学び続けてきたからこそ。

今もときどき、傲慢な私がひょっこり顔を出しそうになりますけどね(笑)

相手は変えられない。変えられるのは自分だけ。

その自分という存在が一番やっかいです(笑)

これからも焦らず謙虚にゆっくり行きます☆

 

では、お次は、チェリーさーん!