パセージの衝撃

私はかつて、感情的に子供にしかってしまう自分にこれが正解ではないと思いつつ、

他にやり方がわからず悶々とした日々過ごしていました。

 

長男が小学校1年生の時に、たまたま手にとったパセージのチラシを見つけ、

初めて会に参加した時の衝撃は今でも覚えています。

 

それまでどんなに子供の気持ちを考えても理解できず

「こうすれば楽なのになんでしないのだろう?!」

と子供を宇宙人のようなに感じていました。

 

初めてパセージに参加した日、私はロールプレイングを経験しました。

おもちゃを片付けない息子にイライラするという日常のやりとりを、

私が息子役、母親役を別の方にやってもらいました。

 

母役「おもちゃ片付けて」

息子(私)「うん」と言って遊んでいる

母役「早くやろうよ」

息子(私)「ちょっとまって〜」

母役「いい加減にしないとおもちゃ捨てるよ」

息子(私)「待ってよ!」

母役 おもちゃをゴミ箱に捨てるふりをする

息子(私)「やめて〜」泣

 

 

 

息子になってみて、私はおもちゃを片付ける必要性は感じず、

おもちゃを捨てられた悲しみしか残りませんでした。

母を味方に感じることはできませんでした。

 

息子の気持ちを体感することで、

私は子どもを全く対等に扱っていなかった事に気づき、

なんてことをしたんだろうと 涙が溢れました。 

 

ロールプレイ後、驚くことに今まで宇宙人と思っていた子供の思いを

魔法のようにスッと感じる事ができました。

 

あれから4年、長男も5年生になりました。

 

感情的になってしまい、あ~やっちゃった〰️という日も多々あります。

ですがあの日を思い出し、少しだけ冷静になれるよう母も成長しました。

 

今、ママは1番の親友と言ってくれています。

思春期に向けて今後も色々あるとは思いますが、

ずっと対等な関係を心がけていきたい!

そして、そう思えるアドラー心理学に出会えた事に感謝しています。

 

次はパンダさん、よろしくお願いします!