4年前の私と、今現在不登校の娘。まさか同じ言葉を言うことになるなんて。
わかりすぎるくらい理解できる。ポロポロこぼす涙。胸が痛い、息が苦しい、頭が痛い。
「消えたい」という言葉を何度も飲み込むときの絶望と孤独。
4年前にパセージを学ぼうと思った目的は、私自身を救いたかったから。
詳細は言えないけど、その頃の私は本気で「人生終わった」と思っていた。
今思えば、子供がいるのになんてこと考えてたのかとこわくなる。
〈子育ての心理面の目標〉
1)私は能力がある
2)人々は私の仲間だ
パセージのテキストの1ページ目にある言葉だけれど、私が私自身をこんな風に思いたかったし、
誰かにそう言ってもらいたかったんだと思う。
パセージで学ぶような子育て、こんな風に私も育てられたかった。だから、子供たちを育てながら
自分を育て直そう、そんなことを思いながらゾンネンブルーメの仲間たちと学んできた。
子供と会話するとき、子供とケンカしちゃったとき、「パセージではどうするんだっけ?」と考える。
学校の先生とも協力的な関係を築くよう心がける。不登校の娘も少しずつ元気を取り戻して、生きる目標を見つけた。
これからも私の根っこにパセージは居続けると思う。アドラー心理学とパセージは、
私にとって「心のなかにある居場所」なのかもしれない。