お母さんも勇気づけ

2回目登場、めぐちゃんです。

 

仕事の関係でママさんたちと接する機会が多いのですが、そんな中で感じるのは、お母さんたちが本当に一生懸命に子育てしてるということ。それゆえか、必要以上にお子さんの問題を背負いすぎてること。

 

日本の風土なのでしょうね、子育ては母親の仕事という社会的概念と、その概念の中で育った私たち。

 

そりゃ、力入りますよね。

私もそうでした。

そりゃもう、わが子の人生を背負う勢い。

 

子どもの人生、私にかかってる!くらいに思ってました。

 

だからできる自分の全てを捧げる勢い。

 

でもね。

たしかに子育ては、時間も手間もかかる大仕事だけれど、けっして親だけのものではなくって、子どもがいてこそ成り立つもの。

 

そう思うと子育ては『親と子の共同プロジェクト』だなぁと。

 

親も子もプロジェクトの1メンバーにすぎず、そこに上も下もない、まさに『仲間』。

会社と同じ。

 

そしてプロジェクトを成功させるためには、やはり仲間との関係が良くなくては良いものは作れません。

 

自分の言いたいことばかり言っていたり、勝手にルールを作ったり、そんなことしていたら、他者とぶつかりますからね。

 

 

でも私たち母親って、相手が自分の子どもだというだけで、自分の価値観を押し付けてしまったり、自分の望むルールを作ってしまったりしませんか。

私もそう。

 

外では、他者にそんなことけっしてしないのにね。

 

なぜそんなことになるかと言えば、やはり力が入っているのでしょうね。

わが子を愛するがゆえの。

 

でも本当の愛っていうのは、相手を大切にするっていうのは、相手のやり方や考え方を尊重すること。相手にも選ぶ自由があることを邪魔しないこと。

 

私だって邪魔されたらいやだもの。

 

結局のところ、子育てをうまくやる秘訣は、自分自身が1人の人間として、子どもを尊重できる自分、邪魔しない自分でいられるかどうかなんだな〜ということにたどり着きました。

 

そのためには子どもを信頼することなんだけども、あぁでも愛するからこそ、大切だからこそ、その分不安も付きまとって、万が一のことを考えたり、転ばぬようにと、結局は子どもを信頼しきれず、力が入るんですよね〜。

 

でもその不安は本来自分の課題。

 

それなのに、自分が不安にならないように子どもに行動してもらってその不安を解消しようとする。

 

そう、自分の課題を子どもに肩代わりさせてるんだよね。ひぃ〜。

 

『自分の課題は自分で解決すること』、これだな〜ほんと。

 

そしてたぶん、課題の肩代わりは他者にはさせない。わが子にだからさせる。

 

正確には肩代わりさせてることに気がついてないんですけどね。

 

そう思うと、愛するがゆえ力が入るのと同時に、わが子への甘えもあるのかもね。

 

やあね。わが子に甘えてるんですってよ、奥様。

 

そうね、仕方ないよね、私たち親だって不完全な人間だもの。

 

いいのよ、失敗したら次に生かせば。

 

そんな自分に気づいただけでも成長だわ。

 

そうそう、自分のこともこうやって励ましていったらいいよね。

私たちってとかく自分に厳しいからさ。

 

あ〜やっぱりここに繋がるか。

『自分を勇気づけ』。

 

子育てしてると、『子どもを勇気づけ』ばかりに気持ちが行くけれど、いえいえ、子どものためには、まずはお母さんが自分自身を勇気づけだね〜。

 

子どもを勇気づけるのとセットで、自分のことも勇気づけしよ~っと。