アドラー子育てと仲間に出会ってからの変化

こんにちは!こばるとです。

アドラーに出会ってから4年が過ぎました。

 

私がアドラー心理学に出会ったきっかけは、パセージリーダーの津村美紀さんの講演を聞いたことです。そこから、勇気づけて子育てをする実践プログラム(パセージ)を学んできました。当時年長(6歳)さんだった長男は、小学校4年生(10歳)になりました。

 

私は自分が支配的に育てられたと思っています。そして、それが影響してか、親として自分の支配的な子育てからなかなか抜け出せず、4年経った今でも、うまくいく時もあれば、うまくいかないこともあります。が、その度に子ども達と話ながら、信頼関係を築けていくよう努力しています。

 

子どもとの関係の変化も大きいですが、同時に、この4年間の自分の中の変化はとても大きく、それには、アドラー心理学に基づく子育てを共に学ぶ、仲間の存在の影響が大きいと実感しています。書きたいことはたくさんあるのですが、今日はその自分の変化について書いてみたいと思います。

 

私たちは、母であると同時に、妻であり、嫁であり、女性として生きています。様々な立場があるのはもちろん男性も同じですが、4年前の私は、日々、あらゆる角度から、母として妻として嫁として女性としての自分を責め続けて生きていました。

 

自分では無意識でしたが、目指す「べき」ものがあるだけに、それがとても苦しく、子どもたちへもその苦しさが影響していたと思います。

 

そして、それを反映するような様々なことが起こり、一番辛かった時、ちょうどゾンネンブルーメ豊田の定例会がありました。

 

当時のそんな私の様子を見て、定例会の後、メンバーの方が話を聞いてくれました。アドラー子育ては、主に親と子どもとの関係を扱いますが、その根本にあるのは、まず自分への勇気づけです。苦しい渦中で、全く見えていなかったのですが、その時、メンバーの方にそのことを、それとなく気付かせてもらいました。

 

アドラーを通じて知り合った、パセージリーダーの美紀さんをはじめとするメンバーの方たちとの関係は、自分がこれまでの人生で経験したことのない人間関係です。その人が歩んでいる道、それぞれの立場を尊重しながら、感情的に踏み込まず、その上で、ものすごく大きな理解や励みを得られる。文字通り、信頼を持って勇気づけられる関係です。そうして、勇気づけられながら、私は自分に向き合い、どんどんと苦しみから抜けることができました。

 

真に、自分がどう生きたいか。自分がやりたいこと、子どもたちと共にどうありたいか、夫とどうありたいか、義両親とどうありたいか。それを忠実に実現できるようになってきました。今は、母として、妻として、社会の中のどんな役割の中にも、自分の幸せを実感できています。

 

先日、パセージリーダーの美紀さんとのセッションの中で、見えない先の不安を吐露したところ、

「それじゃ、その時また一緒に考えよう!」と言ってもらい、なんだかとても感動しました。

 

あぁ、そうだったな。一番辛かった時、いつもどこかで勇気づけてもらって今があるな。と。

 

まだまだ子育て真っ最中で、自分のやりたいことにだけに集中してはいられない時期。日々いろいろなことがありますが、私が確かな軸を持って進める、そのエネルギーの源には、アドラーの仲間たちの存在があります。

 

何かに属するのが苦手な私が、唯一続けて一緒に学んでいるゾンネンブルーメ豊田。出会いに感謝しながら、これからもずっと学び続けて行きたいと思っています。

 

初めての方でも、お子さんの年齢に関わらず、学び合える場です。ご興味のある方は、本当に是非、声をかけてみていただきたいです。