中2、小3の娘がいるともちゃんです。
アドラーを学んでからは何があってもまずは「子供の話を聴く」からはじめています。
表面に現れている出来事にはその背景がある。ここを聴かないと子供に何が起こっているのかわからないですよね。
ある日の中2の娘との話
娘:「ねー、お母さん、ちょっと聞いてよ。もうすぐ体育祭なんだけど不登校の子たちがその時だけくるんだよ。そういう時だけ来てほんと嫌だ。」
私:一瞬、(不登校の子も事情があるから、そんな言い方しないでこれるところだけ来たっていいじゃない)そんな風に言いそうになったけどぐっとこらえて話をよくよく聞いてみることにしました。
私:「どうして不登校の子が運動会だけ来ることがひっかかるの?何かあるの?」
娘:「だってさー、実行委員でいろいろ企画とかしててこっちは準備大変だったんだよ、それなのに当日だけきてよくわからず参加してってさー。」
私:「そっかぁ、〇〇は準備とか当日に向けてがんばってきたから、腹が立つんだね。あなたはいつも目的にむかってしっかり努力する子だものね。」
娘:「そうなんだよ!こっちはがんばって準備してきたんだよー。」
私:「そうなんだね、不登校の子がそのときだけ来るのがずるいって思ってるんじゃなくてあなたが準備とか一生懸命にやってたからイライラしていたんだね。」
娘「そう!」
こんな会話がありました。話を掘り下げて聞いてみると娘がイライラしていた理由にも納得できました。
そして彼女のがんばってる姿も知ることができてよかったです。
表面だけ聞いて、「そんな言い方しちゃよくないよ!」って言っていたらその時点で敵になっちゃいますよね。
いつでも味方で話を聴く姿勢を忘れずにいようと思っています。
これはアドラーでとにかく「話を聴く」をいうことを何度も何度も練習したおかげです。