子育てだけじゃもったいないパセージプログラム

めぐちゃんです。アドラーを学び始めて11年、ひとり娘も成人し、子育てこそ終わりましたが、今ではパセージの学びが仕事で役立っています。

 

私はお仕事で心と体のセミナーをしたり、仲間と2人で、『誰もが持つ輝きを外へ』をテーマに自分の人生を生きたい方に向けて、Instagramで毎週ライブをやっています。

 

一緒にライブやっている方は職場の組織コンサルのプロなのですが、アドラーを特別学んだ人ではなく、別ルート(笑)で心や人間のことを学びながら、現場で実践してきた人です。

 

先日のライブで、その方が『職場で自分ばかりが大変で…』というお悩みに対して、こんな話をしました。

 

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こんなにもやってるのに、と自己犠牲感が沸いたり『あの人を背負ってる』と思っていたら要注意だよ。

 

いやいや、頼まれてもないのに、自分が先回りしてやって文句言ってるだけ。

 

そもそも、私がなんとかしなくちゃって思ってるのは、相手にはその力がないと思っているからだし。

 

そうじゃない。みんな力があるんだってば。そこを信じないとね。

まずはそれが大前提だよ。

 

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もう、完全にパセージで学んだことばかり。

私は首がもげるほど頷きました。

 

・人の分まで背負う→課題の分離ができてない

 

・頼まれてもいないのに→ちゃんと言葉で頼まれてから引き受ける、ができてない

 

・相手にその力がないと思って先回り→心理面の目標『私には能力がある』と真反対の相手への認識と行為

 

・上から相手を見てるから、対等ではない

 

 

 

見事に繋がってきます。

 

 

こういう問題って、人が集まる場ではよくあること。

職場、学校や幼稚園の役員、地域委員などなど。

 

 

私たちは、人との関わりの中で生きています。必ず対人関係はついて回ります。

 

そんな時、このパセージで学んだことが、見事に生かされるんですよね⭐︎

 

子育てプログラムのパセージですが、あれはもはや、対人関係プログラムだと私は感じています。

 

パセージはお稽古と言われ、少しずつ少しずつ実践して身についていくものですが、子育てを通じて身につけたものが、今度は家庭の外、社会での対人関係に十分に活かせるんですよね。

 

パセージテキスト一冊には、より良い対人関係を築くための理論と具体的な方法が、見事に体系立てられているとつくづく感動。

 

人生を変えるほどの価値がある一冊であることは間違いないと、改めて思ったのでした。